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sXGP の特徴 ~ハンドオーバーについて~

はじめに

免許申請が不要であり、ローカル5G と比較して導入への障壁の低いが、イマイチ流行っていないと言うか、認知度もまだまだの sXGP(プライベートLTE)ですが、今回はよく比較対象にされる Wi-Fi と比較して sXGP が優れていると言えるハンドオーバーができる点についてお話したいと思います。

ハンドオーバーとは

ハンドオーバーを日本語に直すと「権利の譲渡」になるでしょうか。
モバイル的な意味では通信している基地局や使用している周波数が切り替わるを指します。
ハンドオーバー元からみれば端末との通信をハンドオーバー先に渡しているので「権利の譲渡」と言えるかもしれませんね。

ハンドオーバーの種類

ハンドオーバーには大きく分けて2つの種類があります。
ひとつは端末(ユーザー)が移動することにより、通信する基地局が変わるもので、通常ハンドオーバーと言ったらこちらを指すことが多いです。

ハンドオーバーの例

もうひとつはオーバーレイ構成と呼ばれる同じエリア内に複数の周波数帯(800MHz と 1.5GHz など)を設置し、エリアは切り替わらないが、周波数が切り替わるハンドオーバーです。

周波数切り替えハンドオーバーの例

このほかに LTE ⇔ 5G のハンドオーバーや、基地局と一緒に交換機も切り替わるハンドオーバーなどもありますが、今回のお話では省略します。

ハンドオーバーの実例

先日 sXGP端末 の検証を行う機会がありましたので、その時動画を撮りましたので紹介します。
わかりにくいかもしれませんが、画面左中央の CID というエリアを示す情報がハンドオーバーすることにより、10 から 1 に変化します。

おわりに

今回は sXGP の特徴の1つでもある、ハンドオーバーについて紹介しました。
当社では ローカル5G のほかにも sXGP も取り扱っておりますので、興味がある方は是非お問い合わせください。