エンジニア

プロダクトエンジニア

秋永 達也

2014年中途入社

困ったときはみんなが助けてくれる

今回は当社の主力製品であるDPI製品を担当している秋永さんにインタビューを行いました。
秋永さんは入社後すぐに当時新規取扱製品であるDPIを担当、現在ではDPIエキスパートとして複数案件で活躍されています。

DPIとは?を記載した記事はこちら↓

このままではヤバいという思いから転職へ

– まずは社歴、担当業務などプロフィールを教えてください。

社歴は9年目、来年で10年になります。
担当業務はDPI製品をメインに担当しており、営業のサポート、構築〜運用までを担当しています。

– 転職してレンジャーに入社されていますが、前職は何をされていたのですか?

前職は飲食で鉄板焼き屋の副店長・シェフをしていました。あとはサポートでイタリアンのお店にもでていました。ちなみに前々職はプログラマでした。

– シェフだったのは知っていましたが、その前はプログラマをされていたんですね!どうしてIT業界からから飲食、飲食からITへ移ったのでしょうか?

新入社員当時はC言語メインのプログラマをやっていたんですが、リーマンショックがあって、新入社員全員解雇されちゃったんですよね。そこで途方にくれたんですがアルバイト先のつてで飲食にいきました。もう一度IT業界へ移ったきっかけは体力面でした。飲食では1ヶ月間ずーと働き詰めという体制だったので「このままじゃ死ぬ!」と思い、辞めようと決心しました(笑)。帰れないんですよね、基本的に。

– それはかなり過酷でしたね。では、転職活動の際、レンジャーシステムズを知った経緯を教えてください。

転職サイトを利用していたのですが、そこで見つけました。

– 会社を選ぶ基準などありましたか?

人重視で探していたので、転職サイトの募集記事で社長の顔や社員の様子が見える会社、何をやっているか、初心者歓迎かどうか、あとちゃんと休みたかった(笑)ので休日休みがきちんとあるか、などを基準として探していました。
当時はともかく「仕事を探さなきゃ!」という思いが強かったのでこの点だけをみていました。
あとはパソコンは触ってきているし、ネットワークもできるだろ、という軽い気持ちでした(笑)

決め手は「人をちゃんと見てくれる」

– 採用の時のレンジャーの印象はどうでしたか?

最初に入った時の印象は。。「ここ大丈夫かな…」でした(笑)
面接を受けた時、最初面接官1名だったんですが、役員の人が途中参加して、次に社長が参加して、次に当時技術・営業だった海老根さんが加わって。。という感じで、最終的に「面白いから取り敢えず飲みに行こう」となりました(笑)
DPI担当になることも、その時から言われていました。

– ちょっと「大丈夫かな」と思いつつレンジャーに決めた理由はどういうところか教えていただけますか?

人重視で探していて、面接・飲み会を通して温かい場所だなって感じました。人をちゃんと見てくれるな、と。
これが決め手でしたね。入社した後もその印象はあまり変わらなかったですね。

– ネットワークは未経験ということで入社されていますが、入社後のサポートはありましたか?

自分は入社してからすぐDPI担当となっているのですが、ネットワークについては、ネットワーク研修・講義がありました。
その後はちょこっと三谷さんの下でネットワークの構築とかをやりました。でも一番最初の大きな仕事は社員旅行の手配でした(笑)

ともかく抱え込まない、騒いでみる

– DPIは当時としては新規取扱製品・技術でしたが、担当していく上で大変だったことはありますか?

自分としてはまぁやるしかないっていうのもあったんですが、完璧に一人というわけではなかったです。
他に2名のメンバーとトライ&エラーを繰り返していました。初物で社内に知識がある人は殆どいなかったですが、それでも一緒に考えてくれたり、経験から知恵をかしてくれたり、と助けてもらいました。
もし自分と同じ状況にいる人がいるならば、もちろんまずは自分でやってみた上でですけど、「ともかく抱え込まない、騒いでみる」とアドバイスしたいです。誰かかならず助けてくれます。

– 入社以来DPI製品に携わってきていますが、印象に残っている案件などありますか?

一番最初にメイン担当者として携わった案件です。初めてSandvine社のProfessional Service(Sandvine社エンジニアによるサポートサービス)を利用しての構築だったんですが、外国人エンジニアがレンジャーオフィスにきて一緒に構築しました。お互い言葉が通じないので、毎日二人でgoogle翻訳を使ってコミュニケーションをとっていました。外国人と働く、という初めての体験でとても印象に残っています。あとは、ちょっと地獄の案件でもありました(苦笑)

– 仕事をする上で大切にしていること、心掛けていること等ありますか?

昔から「最後まで投げ出さない」ということを心掛けていますね。あと経験を積んだ今だからできることなんですが、かならず「相手が分かる・納得するまで説明する」、ということを心がけています。これはお客様だけでなく社員に対しても心掛けていることです。ちょっとでも曖昧なまま進んでしまうと、それが後でトラブルを招いてしまったりします。

– そう思うきっかけとなる出来事とかあれば教えてもらえますか?

きっかけはレンジャーで起こったことではなく、飲食の時です。もともと面倒くさがりで何かあると「もういいや」と投げている部分もあったんですが、飲食に入ってこの点をすごく注意されて、怒られて・・・そこで「確かにこのままじゃダメだよな」と気づきました。飲食は本当に大変で辛い事が多かったのですが、人間として鍛えられました(苦笑)

何かあるとみんな一丸となってやり抜く

– 今後挑戦したいことや現在スキルアップのために実施していること等あれば教えてください。

機械学習の勉強をしたいと思っています。ちょこちょこは勉強しているのですが。あとは英語ですね。
もう一つ、PMをやってみてネットワークやサーバー等の下周りについて知識が足りてないと改めて感じたので、この部分を伸ばしていきたいです。

– コロナ以降テレワークでの業務となりましたが、新しい働き方はどうでしょうか。

すごくありがたいです。移動時間がなくなったので、自由時間が増える!と思ったんですが、結局家事や育児に追われてしまっています(笑)
でも移動による疲れがなくなったのは大きいです。
デメリットとしては話したい時にすぐに相手が捕まらない場合があること。
Slackの利用が開始されて、改善されてきてはいますが、それでもたまに繋がらない人はいます。

– もしまた全員出社、となったらどう思いますか?

自分はテレワーク始まった時に今後もテレワークする前提でちょっと離れた落ち着いた所に引っ越ししているので、また出社はちょっと辛いですね(苦笑)

– これまで社内制度や文化面など色々と変わってきていると思いますが、今のレンジャーは秋永さんからみてどんな会社ですか?

実は自分が仲良かったメンバーはすでに辞めてしまっているので、そこは寂しく思っていますが、働き方・テレワークもすごく良いですし、雰囲気も良くなっていると思います。
育児・コロナでしばらく飲み会にも参加できていなかったので、ちょっと見えてない部分はあります。
昔から変わらないのは「何かあると皆んなで一丸となってやる」ところ。すごくパワーがあると思います。人間関係はすごく良いのかなと思います。誰かトラブったらみんな助けてくれる。

– 最後に、今後レンジャーに興味がある人に対してメッセージをお願いいたします。

とにかく楽しい場所です。放置はしないですし、仕事次第にはなりますが、やりたい事を採用してくれます。フラットな組織なので上司からの圧とかもないです。
未経験だけど何かにチャレンジしたい人、ぜひレンジャーシステムズで働いてみませんか?

編集後記

システムソリューショングループでプロダクトエンジニアとして活躍している秋永達也さんにお話を伺いました。 飲食業からからIT業界へ。そして、DPIというレンジャーシステムズとしても初めての製品を担当。今はPMとしても大活躍しています。秋永さんありがとうございました!

ブログもやっています

https://www.ranger-systems.co.jp/ranger-blog/