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【社員インタビュー】エンジニア 長妻 裕太

今回は2025年5月に入社したてのエンジニア、長妻さんにインタビューを行いました。
転職の経緯や入社前・入社後のレンジャーについて聞いてみました。

チーム感をもって仕事を楽しみたい

– まずは社歴、担当業務などプロフィールを教えてください。

平成元年生まれの36歳で、社会人歴としては13年目になります。
転職は今回のレンジャーシステムズへの転職が初めてで、人生2社目となります。入社してもう少しで3か月になり、現在はISPネットワークの切替作業に向けた検証作業を担当しています。

– 前職ではどんな業務を担当されていたのですか。

前職では色々な業務を経験しました。
入社当初は鉄塔を登って防犯カメラの点検作業、2年目からネットワークエンジニアとして大規模ネットワークの更新へ向けた検証作業や実際の切替作業などに携わりました。その後はお客様先へネットワークエンジニアとして常駐し、ネットワーク構築・運用のサポートとして検証や現地作業など6年ほどやっていました。

その後はお客様先の情報システム部、いわゆる情シスという部門に6年ほど常駐となりました。情シス部門での常駐業務は様々な部門や企業との調整業務がメインでした。例えば新しい拠点ができる際に電話回線敷設の調整、番号取得、既存拠点であれば停止調整など。またお客様の要望を社内SEに説明し依頼を実施するなど、ネットワーク以外、特に電話関連についての質問や調整が多かったですね。特に期末になると電話機器の設置場所の変更(レイアウト変更)があったりすると、電話事業者へ連絡するためにレイアウト図を作成したりもしました。

直近が調整業務メインでかなり長い期間ネットワーク業務から離れていたのでレンジャーに入って新しい事をやっている、という感じです。

– 入社までの経緯を教えてください。

実は成田さんがまだ社長に就任する前、社会人4~5年目の頃にもレンジャーへ来ないかと声を掛けてもらっていました。
当時はまだ仕事を色々覚えている段階で、前職でできること、やってみたこと、やれることがもっとあると感じていたので転職しませんでした。ただこの年になって再度成田さんと会話した際に「これが転職の最後のチャンスになるかも」と感じ、現状・将来について考えました。

10年近く客先常駐をやってきましたが本社に戻れる気配がなかったんですよね。常駐業務っていくらお客様に好感をもってもらっても、自社での評価に反映されない。「いくら頑張っても現状が何も変わらないな」という不安を実は持っていました。

「もう少し自分がやってきた事が形として見えることをやっていきたい」という気持ちに気づき、良い機会だな、と転職を決めました。

– レンジャーへの転職を決めた理由はなんですか。

タイミングもありますが、成田さんとの会話を通して「人」を見てくれる会社だなと感じました。
あとは前職ではほぼ常駐先に一人で入っていたこともありチーム感がなかったんですよね。働くうえで同じ会社の人とチーム感をもって働きたいという気持ちが強くあって、それを一番感じたのがレンジャーでした。

知識だけでもダメ、手を動かすだけでもダメ、両立できることが大事

– 入社からもうすぐ3カ月経ちますが、レンジャーの働く環境はどうでしょうか。

レンジャーではフレックス、テレワーク、出社と働き方を自分のライフスタイルに合わせて選べるので、それはすごく良いなと思いました。自分はどちらかというと出社したほうが仕事がやり易いタイプなのでよく出社しています。ただ大雨だったりしたらテレワークにしていますね(笑)あとは午後から出張だったり、体力的に疲れて出社がきついな、と感じる時もテレワークにしています。

– テレワークしている社員が多いですが、入社後のコミュニケーションで困ったことなどありますか

確かにテレワークしている人が多いですが、みんな完全にテレワークではなく、ちょこちょこ出社していたり、また全員出社する機会もあるので、顔と名前が一致しない、という感じにはなってないですね。
ただやっぱり何か相談事がある場合は出社していると相談しやすいかな、と感じます。現在担当している案件チームは出社する人も多いので、出社したときにがっつり相談する、という形にしています。

前職でもフルリモートだったので、何かあったらすぐ電話、テレカン、とやっていたのですが、入社したてなのでちょっと遠慮がちなところが実はまだありますね(苦笑)

– 仕事をする上で大切にしていることはありますか。

エンジニアって知識も大事だとは思うんですが「実際に手を動かす」ということが大事だと思っています。
「知ってるだけ」より知ってる上で「触ってみた、やってみた」とでは大分違うと思っているので、とにかく手を動かすようにしています。環境を揃えるのが大変なこともありますが、実機や仮想環境、シミュレーター、会社のリソースをうまく使ってやっています。
知識だけでもダメ、手を動かすだけでもダメ、両立できることが大事かなと思っています。この点については前職から大事にしている部分ですね。

– 座右の銘があれば教えてください。

映画をよく見るのですが、某マトリックスという映画で「道を知ることと実際に歩むことは違う」というセリフがあって、
このセリフがエンジニアにも通じるものがあるなと感じていて、すごく好きなセリフです。
「仕事をする上で大切にしていること」にも通じるのですが、「知っていること」も重要ですが「実際にやってみること」が重要だなと。社会人になってからこのセリフを刻みながら仕事してますね。

– 映画が好き、とのことですがおすすめの映画はありますか。

マトリックスももちろん好きですが、アクションだったらワイルドスピードとかジョン・ウィックとか好きですね。
色々なジャンルの映画を見るので、好きなジャンルを教えていただければ色々紹介できると思うのでぜひ聞いてください。

映画鑑賞のほかにプライベートはどのように過ごすのが好きですか。

土日のうち1日は家でゆっくり、1日は外に出る、と決めています。
無心になれる時間が大事だなって感じるので無心になって1日映画やドラマ、ゲームに没頭してガス抜きしています。
そうして1日家でゆっくりしたら、もう1日は本当にちょっとの用事でも良いので外に出るようにしています。カフェにいったり買い物したり。甘いものが大好きなのでカフェや喫茶店へいったりしていますね。
色々なことに興味があるので、なにか面白いことがあれば教えて欲しいです。

皆が楽しんで仕事をしている会社

– 成田さんなど知人がいる会社で働く」というのはどう感じましたか。

成田さんや他数名のメンバとはIT系の専門学校で同級生でした。よく遊んだり買い物とかも一緒にいきましたね。
あと社員の二見さんとは実は高校も一緒で同じクラスでした。同級生と働くのは変な感じはありますね(笑)
入社前は知り合いがたくさんいる中で一緒に働くのはやりやすさ、やりにくさ五分五分なのかなって感じてました。ただみんな長く在籍しているので「居心地が良いんだろうな」とは思ってました。

– IT系の専門学校に行こうと思った理由はありますか。

進路について何しようかなぁ、と思っていた時、当時からパソコンいじったりしていたので、そっち系も良いかなと軽い気持ちで決めてましたね。親がPCいじりが好きで、子供の頃からWindows95が家にあったりして、パソコンが身近にあったので親の影響もあると思います。ただ親はIT系ではなくお布団屋さんです。自分の枕や布団は全部そこで用意してますし、成田さんの初めての一人暮らしの時はマットレスを買ってもらいましたね(笑)

– 想像していたレンジャーと、入社後と印象はかわりましたか。

みんなで楽しんで仕事している印象があったのですが、その通りでした。
前職は比較的一人で静かに仕事をする感じだったので、こちらの方がやり易いですね。
もちろん前職でも他の企業から常駐している人と仲良くなったり、常駐先も良い人ばかりだったのですが、チームで仕事がしたいと感じていたので、ちょっと違いましたね。

お客様からみたらエンジニアの専門性は関係ない

直近の情シス業務からレンジャーで再度ネットワークエンジニア業務になりますが、切替は大変でしたか。
また情シスからネットワーク、技術系に戻りたいという気持ちもあったのでしょうか。

情シスからネットワーク系業務に戻るのは正直大変でしたね。ネットワーク、技術系に戻りたい、というより両方できたら良いなと常々思っています。常駐でずっとやっているとSE時代のことが薄れていくのですが、お客様先にいくとやっぱりエンジニアとして色々聞かれるんですよね。経験がなく答えられない場合は内部のSEに質問してからの回答になったりするので。両立できる人間になれれば良いなと思っていましたが、それにしてはちょっと常駐が長すぎましたね。
情シス、SEで苦労するポイントも違うので、どちらが良い・悪い、という感じはないですし、どちらかに固執する必要もないと思っています。お客様からみたら自分は「エンジニア」で、ネットワークエンジニアなのかプログラマなのか、専門性に関係なくどんどん聞いてくるのですよね(苦笑)色々知っていればできることが増える、というのは常駐先ですごく感じました。

– 今後挑戦していきたいことはありますか。

ネットワークで今はいっぱいっぱいな状態ですが、前職で少しいじっていたファイアウォールとか興味がありますね。前職ではポート開放や通信制限などちょっとした設定変更などやっていたので、そこを深堀してファイアウォール製品を扱えるようになりたいですね。あとはサーバについては無知に近いので、機会があればやってみたいなと思っています。

– レンジャーで今後どうなっていきたいですか

お客様から「こうゆうことやりたいんだよね」と相談されたときにぱっと提案できるようになっていたいですね。
自分の知識・経験から最善を提案できるようになっていたい。色々経験していくことで身についていくと思うので、一歩ずつ進んでいきたいです。

– 最後にこれからIT業界を目指す人、スキルアップを目指す人へアドバイスをお願いします。

お客様からエンジニアを見た時、その人の専門がなんだ、何エンジニアなんだ、ということは分からない、関係ないんですよね。大きな意味で「エンジニア」として見られるので、一つに固執しすぎず、色々なことに視野を持ち、学んでいくことが大切だと思います。
あとは、知識を蓄えるだけでなく実際に使っていく、実践していくこと。環境を整えるの少し大変ですが、機会があればルーターを実際にいじってみるなど。シミュレータや仮想環境などでも良いので、とりあえずその物に触れてみる、というのが良いと思います。

知識・座学については本もたくさんありますし、ネットにもたくさんの情報があります。またAIに質問しても回答がかえってきます。知識を学ぶ環境はあるので、蓄えた知識をどう活かしていくかが重要だと思います。
目的に対して学んで蓄えた知識から最善を取捨選択できる、考えられるようになればエンジニアとして成長できると思います。