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意外と難しい?若手がLANケーブル作りに挑戦してみました!

先日、若手メンバー向けに社内で「LANケーブル作り」を実施しました。講師は社員の Kさん。
ネットワークエンジニアとしての知識と実体験を交えながら、基礎から丁寧に解説してもらいました。
普段は既製品のLANケーブルを使うことがほとんどですが、「そもそも中はどうなっているのか」「なぜこの配線で通信できるのか」を、実際に手を動かしながら学ぶ機会となりました。

基礎解説

最初は、LANケーブルに関する基礎的な説明からスタートしました。

・有線通信と無線通信の違い
・LANケーブルと光ファイバーの特徴
・カテゴリー(Cat5e / Cat6 / Cat6A など)による性能差
・ストレートケーブルとクロスケーブルの違い

最近では機器側で自動判別されるケースも多く、ケーブルの種類を強く意識する場面は減っているそうです。

一方でKさんからは、「現場では“仕組みを理解しているかどうか”がトラブル対応の差になる」という話もあり、参加者は頷きながら聞いていました。

実際にLANケーブルを作ってみる

説明のあとは、実際にLANケーブル作りに挑戦です。

被覆の剥き方や芯線の扱い方、色順(T568B)の確認ポイントなど、資料を見るだけでは分からない細かなコツを教えてもらいながら作業を進めました。

・被覆を剥くときの力加減
・芯線を傷つけないこと
・色順を崩さず、まっすぐ揃えること

説明を聞いていると簡単そうに感じますが、いざやってみると細かい作業の連続で、想像以上に集中力と繊細さが求められました。

「正直、買ったほうが早いよね…」という声も上がりつつ、実際に作ってみたからこそ大変さや繊細さを実感できた時間となりました。

思った以上に難しいLANケーブル作り

作業が進むにつれ、

・芯線を正しい順番に並べたつもりでも、コネクタに差し込む際に中で順番が入れ替わってしまう
・奥まできちんと差し込めていない状態で圧着してしまい、完成したと思ったケーブルが抜けてしまう

といった場面も見られました。

見た目では問題なさそうに見えても、こうしたわずかなズレや差し込み不足があると、通信は通りません。

Kさんから「差し込む前にもう一度順番を確認しよう」「奥まで入っているのを目で見てから圧着しよう」といった声かけがあり、参加者同士でも確認し合いながら作業を進めていました。

テスターで動作確認

完成後は、LANケーブルテスターを使って動作確認を行います。

ケーブルを接続すると、問題なく通信できる場合は「OK」、配線や差し込みに不備がある場合は「NG」と表示されます。

画面に「OK」と表示されたときには、思わずほっとした表情になり、自分の手で作ったLANケーブルがきちんと使える状態になっていることを確認できました。

参加者の感想

参加者①
LANケーブル作りを通じて、通信が成り立つ物理的な基盤の重要性を実感できました。
配線順や接触のわずかな違いが通信の成否に直結するため、地道で正確な作業が安定した通信を支えているのだと改めて感じました。

参加者②
LANケーブルを1本ずつ手作業で作るのが、ここまで大変だとは思っていませんでした。
一方でLANケーブルの仕組みを理解し、正しく接続できたときの達成感は大きく、とても良い経験になりました。

参加者③
知識として知っていたLANケーブルの構造を、実際に見て・作って学ぶことができたのが印象的でした。
器用さと繊細さが求められる難しい作業でしたが、非常に良い経験になりました。

おわりに

今回のLANケーブル作りを通して、普段何気なく使っている通信の仕組みを改めて見つめ直すきっかけになりました。
技術を知るだけでなく、実際に触れて理解する時間は、とても学びの多いものだと感じています。