はじめに
2026年2月10日(火)に開催されたNaniwa NOG3.5、2月11日(水)~13日(金)に開催されたJANOG57 Meetingに参加いたしました。会場の様子やプログラムの内容をお伝えします。
Naniwa NOGとは
Naniwa NOGとは、Naniwa Network Operators‘ Groupを意味し、インターネットにおける技術的事項、および、それにまつわるオペレーションに関する事項を議論、検討、紹介することにより関西エリアを中心としたインターネット技術者、および、利用者に貢献することを目的としたグループです。詳細についてはこちらをご覧ください。
今回は翌日から開催されるJANOG57in大阪に先駆けて、前日にNaniwa NOGのミニセッションが行われました。
Naniwa NOG 3.5の様子
当社としては初めてNaniwa NOGに参加しました!
ビールスポンサーによる乾杯から始まり、セッションが2つ行われました。2つ目のセッションであるNOG運営パネルディスカッションでは、各地域のNOG運営メンバーから裏話を伺うことができました。各NOGを開催する際の会場選びや開催日の選定など、なかなか知ることができない話を聞くことができました。


次回のNaniwa NOG 4.0は2026年10月に奈良市内で行われるようです。次回のセッションも楽しみにしています!
JANOG57のテーマ


今回のテーマは”フラッとJANOG”。
うめきたエリアにある2つの建物・3つの拠点をつないだ、これまでにないスタイルで開催されました。
JANOGerが街の中に自然に溶け込むことで、通りがかった方にも「何のイベントかな?」と興味を持っていただき、フラッと立ち寄れるような、開かれた場を目指しました。また、ミーティング初日が祝日であるということも特色です。これまで都合が合わず参加できなかった方にも、足を運んでいただける機会になるのではと期待し、多様なバックグラウンドを持つエンジニアたちが大阪に集まり、立場や肩書にとらわれず、フラットな目線で語り合う。そんな空気の中で、キラッと輝く新しい発見が生まれ、思いがけない解決の糸口がスルッと見えてくる、そんな場になればと願われ、このテーマが設定されたようです。
詳細についてはぜひこちらからご覧ください!
JANOG57の開催地
今回はナレッジキャピタル コングレコンベンションセンターとJAM BASEの二か所で開催されました。1つ目の本会議場と協賛各社の展示ブースはコングレコンベンションセンター、他2つの本会議場とBoFなどはJAM BASEで行われ、参加者はそれぞれの建物を行き来するスタイルでした。


さくらインターネット株式会社がホストを務めてくださり、閉会式で発表された登録者は6,191人、入場者は5,291名と過去最多人数を更新しました。最近のJANOGでは毎回最多人数を更新していますが、今回はJR大阪駅から徒歩数分の会場ということもあり大幅な更新がされ会期中に安全確保のために新規登録が中止されたほどでした。
一部のプログラム内容を紹介
当社のメンバーが参加し、面白いと思ったプログラムやBoFをいくつかご紹介します!
非ボリューム型DDoSはどこまでネットワークで守れるか?
DDoS (Distributed Denial of Service)攻撃のうち小規模ではあるが、リソース枯渇などを狙った攻撃についてどう気づき対応を行うか、またどの組織がどのレイヤーまで対応範囲とするかについて行われた施策と課題について議論が行われました。昨今攻撃が多様化・高度化する中、どうサービスを安定的に運営、提供していくかを改めて考えるきっかけとなったプログラムでした。
イベントネットワークの最前線を語ろう ― JANOG57会場ネットワークの知見とこれから
会場ネットワークにおける会場ネットワーク構成と運用について詳細が紹介されました。モニタリング結果などもグラフを用いて解説され、当社のパートナーであるAppLogic Networs社のActiveLogicによる観測結果も共有されました。
またプログラムの後半ではいくつか議論可能なトピックが用意され、Slackでのリアルタイム投票によって議論するテーマが選定されました。帯域制御の実施についての議論では帯域圧迫されていたものの、特定ユーザーによる帯域占有を防ぎ公平性を確保するため、クライアントあたりの帯域制限を実施したことで接続性が改善されたとのことでした。
会場での快適なネットワークを提供いただいた皆様、改めてありがとうございました!
PONの未来や悩みを語ろう!BoF
JANOGではあまりトピックとして挙がってこなかったアクセスネットワーク・PONについて現場目線での課題や将来について議論が行われました。参加メンバー自身もアクセスネットワークに直接関わった経験が無く、勉強も兼ねて参加しました。ネットワークを構成するうえで重要なアクセスネットワークの構成や、悩みが有りつつも未来に向けたディスカッションが非常に盛り上がっていました。
技術者育成コミュニティを考えるBoF v2
技術者育成コミュニティを社内外に設置運営していく際にどのような課題やハードルがあるか議論が行われました。社内勉強会での成功・失敗事例、資格取得の支援やゴール設定など様々なトピックについて参加者から多くの意見を聞くことができました。当社でも若手エンジニア積極採用中のため、どのように育成していくか改めて考えるきっかけとなりました!
ネットワークの基礎を学べるボードゲーム作ってみたので一緒に遊びませんか?BoF
ネットワークの基礎と運用について”フラッと”楽しく学べる、ネットワーク学習ボードゲームで遊んできました!
ライバルよりもスイッチやルータで多くの拠点をつなぎ、トラブルが起きても止まらないネットワークを運用していきます。1ターン毎にスイッチやルータを設置しリンクを張り、全員が完了したら災害、大量通信、需要増など数種類あるイベントカードを引きます。このイベント発生時には特定エリアでのリンクが没収されるなどトラブルが起きる仕組みとなっております。設置したものは全て点数換算され、最終的に得点が1番多かった人が勝利となるゲームです!
ボードゲームで楽しく遊びながら、ネットワークの基礎について学ぶことができました。日々の運用業務にも置き換えて考えることができ、これからネットワークについて学びたい人には分かりやすいのではないかなと思いました。


懇親会
今回も当社メンバーは公式懇親会には参加できませんでしたが、3日間にわたり多くの懇親会に参加させていただきました。ご一緒させていただいた皆様、ありがとうございました!
さいごに
改めて会場でお話させていただいた皆様、懇親会でご挨拶させていただいた皆様、ありがとうございました!
次回は2026年7月15日~7月17日にJANOG58 Meeting(ホスト:アリスタネットワークスジャパン合同会社)として愛媛県松山市で開催されます。
また皆様にお会いできるのを楽しみにしております!

